2013年1月3日木曜日

アメリカ留学基礎知識

1.入学資格・条件の違い

 アメリカの大学には日本的な入学選抜試験というものはなく、すべて書類審査で選考されます
。 各大学が定めた必要事項・書類を、締め切りまでに提出しなければなりません。締め切り日は、大学によりさまざまで、早いところでは前年の11月末に締め切ってしまう大学や、 rolling admissionといって特に締め切りを設けず随時願書を受け付ける大学など、 多岐にわたっています。従って、アメリカ留学には1年~1年半の準備期間が必要です。また、過去の自分の業績(成績)などが評価されるため、普段からの地道な勉学努力が問われます。


2.学期制度


アメリカの大学は、日本とは異なり、一般に9月から翌年の5月までの9カ月間 を1学年(academic year)としています。6-8月は、夏休みか夏学期(summer session / school)です。その1学年間(9カ月間)を2期に分けるのがセメスター (semester)制で、1年間(12 カ月間)を4期に分けるのがクオーター(quarter) 制です。

1セメスターは17-18 週間(秋:8 月下旬-12 月中旬、春:1月上・ 中旬-5月上・中旬)、1クオーターは11-13週間(秋:9月下旬-12月中旬、冬: 1月上旬-3月中旬、春:3月下旬・4月上旬-6月中旬)です。そのほかにも、 大学独自の学期制度を設けている場合があります。

 アメリカでは、freshman(1年生)、sophomore(2年生)、 junior(3年生)、 senior(4年生)という学年の分け方も日本のように在学年数によって決まるわ けではなく、取得した単位数によって学年が決まります。

 成績は、多くの日本の大学のように通年制によって学年の終わりに成績がつく システムとは異なり、クレジット(単位)制で、各学期が終了するごとにコースが修了し、成績がついて単位を取得します。この学期制・クレジット(単位)制によ り、アメリカの大学では、個人の希望に応じた柔軟な計画を立てることが可能となります。たとえば、一般的に新1年生(freshmen)以外は各学期に入学が可能ですし、取得した単位を持って別の大学に編入(transfer)することもできます。 また、一定期間休学(leave of absence)して残りの単位を復学後に取得することや、 途中で専攻分野を変更すること、夏学期(summer session)も単位を取得するこ とで4年在籍せずとも卒業することなども可能です。

3.文部科学省の不在・認定制度
 

 アメリカの高等教育(大学、および大学院課程)では、日本と異なり、厳密な意 味で文部科学省のように中央で教育を統括する政府機関は不在です。そのため に、教育の質をコントロールするための独自の認定制度( accreditation)が生まれました。この認定制度はあくまでも任意団体による認定で、法律的な規制ではないため、認定団体による認定を受けていない大学も中には存在します。認定団体からの認定を受けていなくても大学と名乗ることは違法ではありませんが、留学を考える場合、留学先大学の認定の有無を確認することが重要です。

1) 認定制度について(Accreditation) 

 日本での大学の認可は、文部科学省に一任されていますが、アメリカでは民間 の複数の認定団体(accrediting associations) がその任にあたっています。認定団体は大別して、A)大学を教育機関として全般的に評価する団体と、B)大学の専門性を評価する団体の2種類があります。そして、それらの認定団体を評価認証する組織に“Council on Higher Education Accreditation (CHEA)” と米国教育省(U.S. Department of Education)があります。

 新たに設立された大学が認定を受けるには、大学側が自らCHEA [ または米国教育省(U.S. Department of Education)] によって認証を受けた認定団体に認定の評価申請を出します。申請を受けた認定団体は、その大学の教育理念・目的・指針に応じた教育内容と質が提供されているか、そして大学の規模・教育内容等が 認定団体の定めた基準に達しているかを数年かけて審査し、適合した場合に認定 を与えます。

この認定は一度受ければ永久的に有効といった性格のものではなく、定期的に調査・審査が行われます。再調査・審査で、基準に満たない場合、一定の猶予期 間(probation)が与えられますが、その間に改善されなければ、認定は取り消され ます。


A. 教育機関としての評価認定(Institutional Accreditation)
 申請に基づき、大学を教育機関として評価するのが、「地域認定団体(regional accrediting association)」と呼ばれている機関です。全米を6つの地域に分け、 地域内に所在する大学の評価を担当する認定団体がそれぞれの地域ごとにあります。各認定団体とその管轄州は以下の通りです。

地域認定団体(regional accrediting association) 管轄する州 (州名はこちらを参照)  
Middle States Association of Colleges and Schools
http://www.msche.org/
DE, DC, MD, NJ, NY, PA, PR, VI
New England Association of Schools and Colleges
http://cihe.neasc.org
CT, ME, MA, NH, RI, VT
North Central Association of Colleges and Schools
http://www.ncahlc.org
AZ, AR, CO, IL, IN, IA, KS, MI, MN, MO, NE, NM, ND, OH, OK, SD, WV, WI, WY
Northwest Commission on Colleges and Universities
http://www.nwccu.org/
AK, ID, MT, NV, OR, UT, WA
Southern Association of Colleges and Schools
http://www.sacscoc.org/
AL, FL, GA, KY, LA, MS, NC, SC, TN, TX, VA
Western Association of Schools and Colleges
http://www.wascweb.org/http://www.accjc.org
CA, GU, HI, AS, MP



地域認定を受けた大学間では編入学や単位の互換が比較的スムーズに行われ ます。一般的に、地域認定を受けている大学院へ進学するには、地域認定を受けている大学から学位を授与されていることが必要です。アメリカには3,040 校(2008-09)の地域認定大学(regionally accredited institutions)があり、そのほとんどが学位を授与(degree-granting)する非営利(non-profit)機関です。

地域認定を受けていない学校への留学を希望する場合は、そこでの教育や学位 が、日本に帰国した際、どのように評価されるかを事前に調べておく必要があります。たとえば、国家試験を受ける場合や就職において、学位や卒業資格が 日本の大学卒業と同等と認められるか、学会ではどう評価されるかなどの入念な調査が必要です。また、地域認定を受けていない学校の単位は、編入の際、 互換されないことがあるため、その点でも注意を要します。

地域認定(regional accreditation)に加え、大学/学校を教育機関全体として認定するものにnational faith-related accreditationとnational career-related accreditationがあります。
 
National Faith-Related Accreditation 宗教教義に基づく教育機関を認定する団体で、4 つのnational faith-related accreditationの団体が、 462 校(2008-09)に認定を与えています。ほとんどが私立の非営利機関で、学位を授与しています。

National Career-Related Accreditation 職業訓練を目的とした教育機関を認定する団体で、7つ(うちCHEAによって認証を受けたものは 2つ)のnational career-related accreditation の団体が3,933 校(2008-09)に認定を与えています。 うち、私立の営利機関が約9割を占め、また約7 割が学位を授与しない教育機関です。地域認定を 受けた大学では、カリキュラムの4分の1から3分の1は一般教養科目で占められていますが、 private career accreditation を受けた大学は、ビジネスや技術訓練など特定の分野の教育を目的と しているため、一般教養科目がカリキュラムに含まれていないことがあります。
 
留学というと留学費用がない、英語力などTOEFLスコアが足りない、
就職活動の悩み、などいろいろありますが、
それらが一気に解決できる方法があるとしたら、
どうですか? 

どんな方法?と思うのであれば、こちらのページが役立つかもしれません。

 → あなたの留学の悩みを解決!ヒミツの裏技アメリカ留学方法