2013年2月4日月曜日

長期留学支援プログラムの留学経験者たち

日本の大学では海外の提携大学との交換留学制度がある。

立命館大学ではGGPという国際教育プログラムがある。

時代の流れをいち早く捉え、1980年代から国際教育に積極的に取り組んできた立命館大学。

2009年度からは、長期留学を実現するための支援プログラム「GGP(グローバル・ゲートウェイプログラム)」をスタートしている。

長期留学の成果を最大限に引き出すこのシステムは、情勢を切り拓いていく人材を育てる立命館の遺伝子「立命館大学(R)‐DNA」が実現した先駆的な取り組みでもある。


「GGP」とは、単なる語学研修にとどまらない、本格的な長期留学プログラムへの参加を希望する学生を対象とした、立命館大学の留学サポートプログラムである。

審査の結果、毎年100人ほどの​G​G​P​履修者が選ばれる。

このプログラムでは1年間の交換留学か、2年間留学して両校で学位を取得するDUDP(学部共同学位プログラム)が主で、交換留学では世界25カ国にある協定大学への留学が可能になっている。

GGPでは入学直後から、週4回×90分の留学に備えた特別な授業を受け、英語圏の大学で正規開講科目を学ぶために必要な力を身に付けてゆく。

留学決定に至るまではGGP担当教員による綿密な個別指導があり、留学後も英語による専門科目が用意されるなど、履修者は留学の前後を含む4年間にわたって一貫したサポートを受けられる。

「留学は明るく楽しいもの、というイメージがありますが、異文化に入っていく体験は、それほど生易しいものではありません。頭では理解できても、感情や体が拒否してしまうこともあります。


 GGPでは現地の授業についていくための語学力の養成はもちろん、異文化体験のシミュレーションも行います。入学当初の1学期、学生たちは文字通り泣きながら大量の課題をこなしていきますが、それが力となり、壁を乗り越えた自信を持って現地の生活へスムーズに入っていきます」と語るのは、​GGPコーディネーターだ。
国際関係学部4回生のO君は、2回生の夏から1年間、アイルランドの大学に交換留学をした。
GGPを履修したのは、国際機関で働きたいという希望があり、GGPのプログラムを知って「これだ」と思ったからだ。

「GGPは課題の量も多くレベルも高くて、留学に行く前から何度も壁にぶちあたりました。その経験が留学生活をスムーズにしてくれたので、準備授業はすごく役立った」と語る。「最初、『僕には無理だと思います』と泣き付いてきた」と当時を振り返る教授。やや頼りなく見えた学生だったが、留学後の成長は大きかった。

 留学で得た最大のものはコミュニケーション能力だった。「日本でいう“空気を読む”文化がなく、自分を主張し、自分で道を切り拓いていかないと何もできない。同時に文化が違っても同じ人間なんだということを実感した。それに気づいてから、異なる文化や価値観の人ともうまくコミュニケーションがとれるようになった」。留学後は、南スーダンに出かけたり、ベルギーのNGOに単身インターンシップに行ったりもした。「留学していなかったら、そんなことは考えもしなかった」と言うO君。

「自主性が加速した」と教授は言う。卒業後は海外の大学院へ進学の予定だ。

日本の大学に入学し、1,2年を海外の提携校で学ぶのは良い経験だ。
でも、学費にそれほど差がなく、簡単に入学できるなら、
日本でアメリカの大学に入学して4年間アメリカ人に囲まれて勉強したほうが、
よほど良い経験になるのでは・・・

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