日本の大学では海外の提携大学への交換留学制度があります。
産業社会学部4回生のIさんは、3回生のときにスウェーデンのルンド大学に1年間交換留学した。GGPを履修したのは希望していた長期留学を実現したかったから。
高校時にクラス全体でオーストラリアに2週間ほどの語学研修があり、そのとき何もできなかった悔しい思いがあったという。「GGPは課題が多く、付いてゆくのに必死だった。でもそのおかげで、時間管理をしながら大量の課題をこなす自信がついた」と市岡さんは語る。ルンド大学では、北欧のジェンダー問題や社会保障の制度などについて学んだ。
「最初からしっかりしていた」というのがの評価だが、1回生のときは留学の目的が明確でなく面接で落ち、1年遅れの留学となった。「結果としてはそれがよかった。準備万端で留学できたので現地にも順調に溶け込めた」という。それでも欧州各地からの留学生が多いルンド大学で、友達づくりには苦労した。「学んだのは、行動しなかったら何も起きない、ということ。英語力に自信がなくても、勇気を振り絞ってコミュニケーションを取る。どんな場面でも、逃げ出さない度胸が身に付きました」。
国際関係学部4回生のN君は、2回生の冬から、オーストラリアのラトローブ大学へ1年間交換留学をした。もともとインドネシアや発展途上国へのボランティアなどに興味があった。大学では、途上国や開発援助に関連する経済学や人類学、インドネシアの地域研究などを学んだ。「GGPでは一番課題をしっかりやってくる学生だった」というN君だが、留学期間中はコミュニケーションに苦労し「最後はへこんだまま帰国した(笑)」と言う。
「大学では国際ボランティアのサークルに入り、みんなとディスカッションしながら企画立案することに慣れていましたが、現地では団体での物事の進め方が違い、日本での経験を発揮することができなかった。向こうでは1人の裁量やアイデアで物事が進み、周りは必要だったら手を貸すというスタンス。でもその体験を通じて、文化に適したリーダーシップを発揮しないと物事は動かないこともあるのだ、という現実に気付いた」とN君は振り返る。就職先は地銀に内定。「新たな地で一つの地域社会と腰を据えて向き合いたい。GGPで学んだことを今後の仕事に生かしていきたい」と語る。
教授は、「基本的に留学に失敗はない、と考えています」と言い切る。「うまくいかなくて壁に当たっても、それは人を成長させます。むしろそうしたconflict(コンフリクト=衝突・対立・葛藤など)がないと人間は成長できない。どんな環境に置かれても、何かを学んで常に成長しようとする意思。そのマインドを持ったGGPの学生たちは、4年間を通して立派なグローバル人材に成長していると思います」。
今年卒業するGGPの1期生たちは、教職志望と大学院進学をする学生を除いて、グローバル企業はじめ金融、メーカーなどへの就職が早々と内定した。
留学で得るものは大きいですね。
でも日本の大学に在籍して1年間だけ海外の提携校に留学するのは、
良い経験ではあるが、期間が短すぎます。
最初からアメリカの大学に留学してみてはどうでしょうか。
留学というと留学費用がない、英語力などTOEFLスコアが足りない、
就職活動の悩み、などいろいろありますが、
それらが一気に解決できる方法があるとしたら、
どうですか?
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